2008年03月13日
所さん語録続き。
どうも。花粉症と風邪で死にかけてるオレです。ぶえーっくしっ!!
この時期はボーっとして、どうもイカンですな。生命力がへにょへにょのぷーの、しおしおのぱーになってますよ! なに? 意味が分からん? 奇遇だな。オレもだ。
そんな状況だってのに、こんな夜まで起きてて、オレは大丈夫なのか。明日ちゃんと起きて、ホワイトデーの買い出しと散髪に行けるのか。それはお星様だけが知っている。
自分の文章書く気にもならんので、また所さん語録。いやあ、所さんサイコー! 面白すぎる!!
明日はホワイトデーだが、たとえばプレゼントについてお一つ。
「もらったヒトの気持ちや、届いたときの自分を想像しながら、プレゼントを考えるのが楽しいんだよね。そうだろ? 想像するのは人間にしか、できないんだからね。しかもヒトそれぞれ全部違う! 自分の想像は自分にしかできないんだよ。
暗記なんて、どっかノートにでも書いとけばいいけど、オレの想像と、隣のジジイと近所のガキは、それぞれみんな違うわけだよ。一万人いたら一万人違うんだからね、そこがオモシロイ。アタマのよくなるゲームなんて、最近では出てるけど、そんなの、誰かが作ったものを、ただやってるだけ。アタマなんかよくならねーんだよ。ひとつひとつ、何でも自分で考えるの!
だから、プレゼントも、買ってそのまま渡すんじゃなくて、工夫しろっての。いつもいってるだろ? 創意工夫だよ。
で、例えば、もうすぐクリスマスですねと。夜景のきれいなレストランを探して、彼女と料理でも食べましょうと。ね? そこまでだったら、隣のヤツと一緒じゃん。だから、食べ終わったときに、ポケットからひとつおまんじゅうを出すと。それをナイフでふたつに切って、半分ずつ食べたら、「このヒトは気が利いてんね!」ってことになるだろ? そのふたりのテーブルだけ、なんか幸せな感じがするじゃん。
おまんじゅうたべながら、二コニコしてさ。素敵なクリスマスだよ。
ま、夫婦だったら、おまんじゅうはふたつだね。カップルだったらひとつを二つに分ける。そういうことだよ。
「気が利いてんね」と。よくオレが言うのは、そういうこと。」
カ ッ コ イ イ と は 、 こ う い う 事 さ 。
「君の瞳に乾杯」とかクサいことやるより、こっちのがよっぽどスマートだね! オレはこーゆー男になりたいね! ゴメン。本当は「君の瞳に乾杯」もやりたいんだ。先生嘘ついてた。
続いて、ものに対する一論。
所「ちなみに、今日着てるパーカーは、ユニクロで1680円ですから」
編集部「ええっ?」
所「ほんとは、2000円か3000円すんだけど、本日限りってやつですから。ホーッホッホッホッーしかも、全部綿だよ。これ、メンズじゃなくて、レディースなの。うしろにリボンついてたから、はずしてあげて……。だから、アレだよね。服買うにしたってさ。オトコのヒトはオトコのものとかさ、関係ないじゃん。アバクロとか、みなさん着てるけど、ボーイズのがカッコイイのあるもんね。ボーイズのXLとかXXLを買えばいいわけ」
編集部「なるほど」
所「レディースだと、ちょっと足りないけど、やがて伸びちゃうからね。不思議だろ? 中は大きめのが欲しくて、外はこーんなちっちゃいジャンパーで。このちっちゃいジャンパーを、ギュウギュウ伸ばして着るということだよ。こういうのってさ。サラで着てると、そんなにカッコヨクないんだよ。こんなポケットも、手をギュウギュウ突っ込んで、バカみたいに伸びてくるとカッコヨクなってくる」
編集部「そういうことですか!」
所「買ったまんまで評価しないようにね。自分が着て、やがて間口が広がってきてかっこよくなると。そういうことだね」
面白いなあ。
で、こーゆー生活を見に来たTOKIOに対して一言。
国分「成功したらこういう生活ができるんだ。あー、成功してえー」
所「別に成功してーゆー生活してるワケじゃないから。オレ、たぶん四畳半でもステキな暮らししてると思うよ。こんなの、お金がなきゃできないよ!とか思う人もいると思うんだけど、今流行ってんのは、荷造り紐でカゴ編んだりしてんだよ! 1000円で4つできるからね」
松岡「立派なバッグだよね」
所「だから、お金がなきゃなんにも出来ないじゃなくて。意外と、なんでもやりゃ面白いんだよ!」
こーゆーのもある。
「要するに40円のスーツより、自分を前に出すならば、ユニグロがいいときがあるってこと。高級車に乗っていて、クルマぼっかりが目立つんだったら、サニーに乗ったほうが「白分が前に出る」ってことがあるわけ。
たとえば同じジーパンを履いているのに、似ても似つかないものになった
り。Tシャツなんてどれも同じだろ?っていったって、ヒトによってば全然
違うものになる。
だから、Tシャツやジーンズがそのヒトの生活の中にないと、まったくチグバグなものになってしまうわけ。
分かりやすくいうと、畑仕事をタキシードでやっているとおかしいだろ? 服だけが、前に出てきて全体像のジャマになる。前に出てくるTシャツやベルトっていうのは、いまひとつなんだよね
あとは、『所さんは凝り性とかコダワリがありまずね』っていわれるけど、確かにどんどん掘ってはいくけど『ここが結論だな』と思うと、違うところを掘っていくからね。死ぬほど集めていたジッポーだって、みんなが並べるほど集めてしまうと、端からあげちゃうしね。
だから、小さい子の教育で、好きなところだけを掘りなさい!!っていうやり方はないよね。
野球ばっかりやらせるとか、そういうのはどうかと思いますよ。ウチは個性を尊重して好きなことだけをやらせてますとか、イバッてるヤツがいるけど、そんなのはダメ。子供はいろんな勉強や科目をやらないとダメです。そうしないと、フロンディア精神が育たない! そこだけ掘らない! 新しいものを考えたら、次の場所を掘っていく! そう、例えぱ私の洋服の場合はね…。今年の夏はこんなことを考えているのですよ!」
あー、これも腑に落ちたなあ。一点豪華主義の教育って、アメリカとかに対するコンプレックスの裏返しみたいなもんじゃないかなあ、って思ってたんだけど、そーゆーのを飛び越えたとこにいますな、この人は。
オレも親になったら、きっとこっちの「色々やらすぞ、つかやれよ」派だ。
そ ん な 予 定 カ ケ ラ も な い け ど 。
ひやー、面白い。他にも色々あんだけど、OCRでうまく取り込めなかったので、また今度。
前回と今回、こんだけの内容が、ムック本一冊に入ってんだからしみじみスゴイよな。しかも、特集が「遊び大全」。いやあ、全身全霊で遊んでる人ってのは、言葉の重みも違うぜっ!!
あまりに面白かったから、このシリーズ残りのvol.1〜5も買い込んで今読んでんだけど、いやあ、これもまた目からウロコの発言ばっかですわ。あー、オモしれえ。またそのうち上げると思うけど、実際の本で読んだ方がずっと面白いと思うので、立ち読みするといいと思うよ。うん。そして、目からウロコになったやつは、オレの遊びに付き合ってくれると、もっといいと思うよ。うん。(笑)
本日のBGM:
「クラシック ハチャトゥリアン 剣の舞 ゲルギエフの暴奏」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1315181
ぶわははは!! すげー。リアルで聞いてみたかったなコレ!!
ヴァレリー・ゲルギエフってこんな愉快なおっちゃんだったのか。噂には聞いていたが、面白すぎる! 後半に入るときの「いいか? 見てろよ?」って感じの、ニヤリング☆とした笑顔がたまりませんな!
Posted by MAD at 04:57│Comments(0)
│日記。
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