2009年11月25日

Designers high。1/3


 先日行ったTokyo Design Tideの一企画、Tokyo Midtown Award2009。

 このデザイン部門コンペの「Japanese New Gift 日本の新しい手みやげ」がすんげえ面白かった! どれもこれも、「コレはやられた!」と素直に思える、センスのいい物ばかり。売ってるの見かけたら、間違いなく買っちゃいそうな逸品ばかりでありましたよ! まあ見れ!


「Japanese New Gift 日本の新しい手みやげ」
http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/result/2009/design.html

まず、

●グランプリ「チョンマゲ羊羹」




見事! まさしく見事!

形とネーミングだけで、ただの羊羹がここまでユーモアに満ちたものになるなんて! まさしくデザインの妙!

いやホントに、これスゴイと思う。開けた瞬間、日本人だろうと外人だろうと爆笑必至だろ。そして皆頭に載せる。絶対載せる。

また、これのスゴイのは、製造行程にムリがないだろうってこと。形状は間を絞っただけのシンプルなものだから、特殊な機械を作る必要もない。飾りも簡素で、やる気さえあれば、一月もかからず販売できそうなシンプルさ。

フェラーリなどの設計で知られるイタリアの著名デザイン会社ピニンファリーナの凄みは、そのデザインの官能性もさることながら、製造するさいの工程やコスト管理、安全性まで考慮に入れた設計にあるという。このデザインは、それに通じるものがある。お金も時間も掛けずに実現可能でありながら、間違いなくオリジナルで、ユーモアに溢れ、そして品があるのだ。脱帽。ちょんまげだけど脱帽。

ぜひこれを頭に載せて、ペリー提督ごっこがやりたい。ソレデなにヲ表現シヨウトシテイルノ!?(そこかよ)


●学生の部グランプリ「TOKYO MAKER」



「東京の風景を形作る建造物や名所をモチーフにした付箋」。

おおおおお! この発想もないわー! 付箋を挟み込んだ本やメモが、はからずも作品となる付箋である。旅行に行ったさい、これをガイドブックに刺して使い、帰ってからそれを壁か何かに立てかけてその記憶にしたいね。

まあ、俺が行く場所だから、刺さる付箋も、二次元美少女の看板が至る所にってなやつになるんだろうけど。うむ、台無し。


疲れたので以下明日。


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