2009年10月23日
THE BOOMのライブに行ってきた。
先日、野洲文化ホールまでTHE BOOMのライブに行ってきた。高校時代のつれと行ったのだが、いやあ、良かった!
キッカケは生「島唄」が聞いてみたいなあ、という、ただそれだけの軽い気持ちだったのだが、いやいやどうして! 俺、こんなにTHE BOOMの曲しみこんでたんだなあ!と感激しきりのライブでした。
THE BOOMはけっこう充電期間が多いバンドだそうで、今回はツアーは3年半ぶりなのだそうな。5年ぶりに出したアルバムはまだ聞いてないので、その曲ばかりだとつらいなあ、と思ってたんですが、ところがどっこい。さすがバンド結成20周年記念ライブ! 新曲は最初と最後の方だけで、間と言えば宮沢和史曰くの“衝撃のデビュー作(笑)”「君はTVっ子」からはじまり、「月さえも眠る夜」、そして――おおおおお!!!! マイ・フェイバリット「からたち野道」ぃぃぃぃ!!!! 「神様の宝石でできた島」あああああ!!!! きたあああああ!!!! うひょ、もうたまんねええええ! 宮沢はん、殺生や! ワシをどこまで喜ばせてくれる気なんやああああ!!!!G(≧▽≦)
もちろん「ブランカ」や「風になりたい」、そしてもちろん「島唄」もキッチリ歌ってくれて、終了まで2時間半、まさしく20年の集大成、ベスト盤と言うべき内容でした。あー、テンション上がったわー。
そして、このライブで幾度も思ったのは、「THE BOOMのライブは、祝祭だなあ」ってことだった。「島唄」や「ブランカ」、「神様の宝石でできた島」などの南国テイストの曲調からの連想だと思うのだが、沖縄やバリ、タヒチなんかの南の島で、たき火を囲みながら夜っぴいて人々が歌い踊る祝祭、そんな感じがした。
失礼ながら、宮沢さんの歌って、そんな「ものすごく上手い」ってわけじゃないと思うのだ。トークも、爆笑ばっかりというよりは、訥々と「語っていく」感じで、「ガンガン盛り上げていく」というタイプではないし。でも、なんだろうなあ。「安らげる」んだよな。
野洲文化ホールが小さなハコだってことも、「祝祭」のイメージを増幅してくれたのかも知れない。後ろの方の席だったけど、十分表情も見えるほどの近さで、しかも来ている人がほとんど、ある程度以上のファンだったようで。
THE BOOMはさすが歴史が長いだけあって、「ブランカ」でケチャのマネするとか、ファンの間でも「お約束」のリアクションがあるみたい。そんなヤヤこしいものじゃなくて、ゆったりとして、簡単にマネできるものばっかりだったので、自分らもマネしてたんだけど、結局ほとんどの人が参加してて、汗かいて笑顔になって、そんなところも「祝祭」っぽくて、なんだか、楽しかった。
皆が楽しく歌い踊り、心も頭もぱかーん、と開いて青空になるような、そんなステキなライブでしたよ。ああ、楽しかった。
本日の、うろ覚え宮沢劇場。
(みやちゃーん)←ちびっ子が
「はい、みやちゃんですよ。僕ももうみやちゃんと呼ばれて長いですからね。小学2年の時からですか。このあだ名で呼ばれる喜びも悲しみも味わいつくしてきました。(笑)
僕ねえ、本名でデビューしちゃったんで、いまだに芸名でデビューしておけば良かった、せめてグラサンでもかけておけば良かった、と後悔しています。病院とかで恥ずかしいんですよ。宮沢和史さーん!って呼ばれて『あ、はい』(小声)みたいな感じで。
今からでも芸名で再デビューしようかな。あ、演歌歌手で再デビューする時の芸名は決まってるんですよ! 『みやじろう』(宮二郎?)って言うんですけど。(THE BOOMの他のメンバーに向かって)なに? 君らも参加したい? 参加したいなら名前はもう決まってるよ? 『ピンキリ兄弟』って言うの。『みやじろうとピンキリ兄弟』。いいねえ!
演歌と言えば、ライブで回っているとき、公演の間が1週間とか空くと、のどが閉じてしまうんです。それを防ぐために、前日カラオケとかに行くんですよね。
一 人 で 。
最近のカラオケスゴイよ! スゴイ曲数が入っているの! 知ってる? この前出したニューアルバムの曲も、もう全曲入ってるんだから! カラオケの本見たらこうTHE BOOMでズラ~っと! あ、THE BLUE HEARTSのちょっと前あたりに載ってるんですよ。(笑)
今回のライブの曲とか全部入ってるんで、それを片っ端から登録して、一人ライブですよ! あ、マイクは入れません。手に持ってるだけの空マイク。僕声デカいんで、マイク入れてると、のぞき込まれて恥ずかしいんですよね。それでも、通り過ぎた人が、なんだ?って帰ってきたりしますからね! 『島唄』とか声を張り上げなきゃいけない曲は抑えるんですけど、でも、MCとか休憩とか考えずに入れてるから、途中で疲れたり、それにさすがに自分の曲とは言え、飽きたりするんですよね。そう言うときは趣味の曲を入れます。美空ひばりさんとか、ビョークとか。
カラオケでビョークとか歌ったことある? すごいよー。楽しいよー。もう、
ぜ ん ぜ ん 歌 え な い か ら ね 。
画面に英語の歌詞がうにゃうにゃ流れていくのを、眺めてるだけ。
さて、次の曲はですね。そんないっぱいある曲の中でも、作ったとき「はじめて誰のマネでもない、自分のオリジナルの曲が出来た」と思えた曲です。夜に出来て、早くメンバーに聞いて欲しいな、早く夜が明けないかな、と思いながら、お酒をちびちびやりながら、そのテープを何度も何度も、繰り返しニヤニヤしながら聞いていました。おかげさまでメンバーにも好評で、そのあとホコ天で演奏したときも「いい曲だね」って行ってくれる人がたくさんいて、この曲を褒めてもらえるのが一番うれしかったです。あの出来た時の思いと喜びは、今でもまったく色あせずに覚えています。聞いてください。『星のラブレター』」
そして、この曲を歌い終えたあとで。
「この曲は、僕が大尊敬するStingというアーティストさんがいらっしゃって、その方のライブに行ったとき、もう、腰が抜けて立てなくなるほど感激して、『音楽をやっていくなら、今までの自分や常識なんてものを、全て捨て去らなきゃダメだ』なんてことを思い、そして、『自分が歌った曲が、街中で流れていて、どこに行ってもその曲が聞こえる』なんてことになったら、という夢を歌ったものです」
「星のラブレター」もそうですけど、「風になりたい」に、そしてなにより、世界で愛される「島唄」。宮沢さんのその夢は叶ったと思いますが、今後とも、たくさんの名曲を作って、また滋賀にも来ていただきたいもんです。今回17年ぶりに来たそうだから――次は2026年?
遠 い な 、 オ イ 。
俺が風になってそうだよ! 千の風にな!(それは別の人の曲です)
せめて30周年記念では、また来て欲しいなあ、と思う今日この頃です。待ってるぜ!
あ。
稲垣潤一のアコースティック・ライブ2010に行ってきたよ!
日本人の知らない日本語。
【ネタバレてんこ盛り】『涼宮ハルヒの消失』見てきましたよっ。
アバター見てきたよっ!
KOTOKOのライブに行ってきた。
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Posted by MAD at 18:50│Comments(0)
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