左ななめうえ３０ｃｍ。

　一番やらにゃいかんことをやったので（ボカラン視聴）、次にやらねばならんことに取りかかる。５月末の旅行だ！

　毎年大学の先輩達と出かけている野球観戦＆温泉巡りツアー。東北→北海道→九州と来て、今年は２回目の東北である！　前回は宮城から入り、岩手へと抜ける旅程だったので、今回のメインは秋田とした。スターリングラード雪景色のロケ地である。

　旅程は土、日、月の２泊３日。

　秋田といえば、岩盤浴の元祖「玉川温泉」に泥パックも楽しめる「後生掛温泉」、絶景の国立公園内に名だたる湯宿を抱える栗駒や須川の温泉など、温泉の宝庫。どこに寄ろうかと熟考した結果、今回は濁り湯で知られる乳頭温泉郷の「鶴の湯温泉」に泊まることにした。

　ここは１６世紀から続く老舗の旅館で、有する濁り湯の露天風呂は日本一とも呼ばれ、秋田の観光紹介には、間違いなく顔を出す有名温泉である。最新のデザイナーズホテルのような洒落た設備はないが、そのホスピタリティと枯れた風情が抜群であるらしく、「温泉マニア」と呼ばれる方々の間でも、非常に評価の高い温泉なのだそうな。むろん、源泉掛け流し。俺自身はあまりこだわりがないが、うちの先輩方は温泉についてうるさい方ばかりなのである。

鶴の湯温泉
http://www.tsurunoyu.com/

　今月の『自遊人』という雑誌でも「１万円台夢の宿」ランキングで１位になってたので、とれるかどうか心配だったが、電話してみたらあっさりとれた。ただ、囲炉裏付で、ある程度の広さのある「本陣」ではなく、トイレ無し９畳という、湯治客向けの部屋だったのは残念。仕方ないね。

　それより、問題はお値段だ。一泊２食付き８，５５０円。


　――安ッ！？　正直な商売しすぎですよちょっと！？


　浮いたお金で、仙台を豪華にするかなあ。


　交通手段は飛行機。調べると、往復ともに伊丹を使えるみたいで、大変素晴らしい。関空は遠いし、高いのだ。

07:35大阪伊丹　→　08:50仙台

で、先得割引を使うと１３，０００円。

帰路は

18:50秋田　→　20:10大阪伊丹

で、先得割引で１５，０００円。あわせて２８，０００円。一応エースJTBのフリープランも調べてみたが、往復＋宿一泊で４万弱したので却下。

　問題は「出張名人」の方だ。

　往復航空券とホテル一泊がセットになり、しかも往復異なる空港でもＯＫという「出張プラン」は、価格面でも使い勝手でも、最強といえる。選べるホテルが決まってて、ビジネスホテルみたいなとこばかりなのが旅行としてはツラく感じられるかもしれないが、なかなかどうして。バブル崩壊以降のホテル不況で、淘汰・サービス向上がなされた結果、ちゃんと調べると、どの都市でも一軒くらい、すさまじくコストパフォーマンスのいいホテルが見つかるのである。この辺の調査は、３年ほど前に主要大都市の１００近いホテルを泊まって調査するというキチ○ガイ企画をやってのけた日経Ｔｒｅｎｄｙの特集号や、e-Hotelや楽天などの、ネット予約の仲介サービスにあるクチコミ掲示板を見ると、大変参考になる。

　これにオプションでレンタカーつけて、２泊目の宿のみ自分手配でいい温泉宿、ってのが定番だが、今回はどうするかな。ＪＴＢの「出張名人」だと、土曜割り増しつけて３１，４００円。どうかな？と考えてるホテルだと、ワンランクＵＰで、追加料金４，０００円足して、３５，４００円か。ううむ、微妙･･･。このホテル、自分手配で一泊１万だし、安くはなってるけどなあ。一度旅行会社で組んでみるか。で、ダメなら自分で手配しよう。そうしよう。

　まあ、こうやって色々考えてますが、仙台でいい宿取ってももったいないんですけどねっ。夜遅いから。


　野　球　観　戦　と　ガ　ン　ダ　ム　バ　ー　で　。


　栗駒山荘や峩々温泉も行きたかったけどなあ。まあ、次回の楽しみに取っておこう。――って、いつだよ！