2009年01月29日
田舎から世界まで。
久々にTまで散髪行ってきた!
先日居酒屋はやめてしまわれたので、「俺の愛してやまない某居酒屋まで散髪に行ってきた」といういつものフレーズが使えなくなったのは、まっこと残念なことである。
「お久しぶりです!」
「お久しぶりです! って、すごい伸びましたねえ!」
「いつもより、1ヶ月くらい長く来れませんでしたからねえ。ざくざく切ってください!」
「了解!」
と、椅子に座れば、やっぱりいつものバカトークなのである。
「田舎暮らしどうです?」
「いやあ最高です! 毎日発見だらけでねえ。田舎暮らし最高! 薪ストーブ最高!!」
「薪ストーブ?」
「そうそう。薪ストーブいいですよ! ちろちろと火が燃えてねえ。田舎だし、すごい静かじゃないですか。薪のはぜるパチッと言う音しかしない中で、本読んでたらすごい幸せですよ! まあ、毎日10時には寝てますけど」
「10時!?」
「はい。で、5時に起きだして色々やってます。今日はいらなくなったストーブ分解して、バーベキュー台作ってました。これがまた面白くてですねえ! あと田舎の霜柱は根性あって、5cm以上あるくせに踏んでも壊れないんで、その上に乗ってスキーをするという『霜柱スキー』という遊びを編み出して、これが熱い! 子供とやってます」
「うはは! 確かに面白そう!」
「向こうの店はまだOPENまでに時間があるんで、色々遊んでますよ。旅行も行きたいですけどねえ」
「ああ、いいですね旅行! 俺も行きたい!」
「ですよね! 南米とか行きたい! MADさんトルコは行かれたんでしたっけ? あの岩くりぬいてできた都市とか行きたいんですよ!」
「カッパドキア! いいですよカッパドキア! トルコは世界一の親日国なんで、最高に楽しいです!」
「ああ、トルコが親日って、聞いたことあります! 和歌山でしたっけ? 沈んだ軍艦助けたの」
「そうそう。エルトゥールル号ですね。トルコじゃ本当に知らん人いない有名な話です。実はあれ、後日譚があってですね……」
■日本人216名を救ったトルコ航空機
イラン・イラク戦争が始まった、1985年3月17日、イラクのサダム・フセインが「今から40時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を打ち落とす」ということを世界に向かって発信した。
イランに住んでいた日本人は、慌ててテヘラン空港に向かったが、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。世界各国は自国民の救出をするために救援機を出したが、日本政府はすばやい決定ができなかったため空港にいた日本人はパニックに陥った。
そこに1機のトルコ航空の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機は日本人216名全員を乗せて、成田に向かって飛び立った。タイムリミットの、1時間15分前であった。なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。
この時、元駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。
「エルトゥールル号の事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです」
(串本町観光協会の記事より)
「うう、なんていい話なんだ。ちょっと泣きそうになった」
「ふっふっふ、伊達に『日本好きの外人萌え』は名乗ってませんぜ!――って、昨日の晩もチャットで同じよーな話してたな。夜中3時まで」
「3時ですか。もう少ししたら僕起きてますね。ほんでコメダ珈琲で朝飯食ってました」
「コメダ珈琲! いいですね! 名古屋喫茶店ツアーを考察中の身としては、ジャブとして行っておきたい!」
「コメダいいですよ~。まったりできます。そう言えば、あそこ、11時までだと、コーヒーにモーニングがついて来るじゃないですか」
「ええ。それが名物ですよね」
「これがねえ、男だと『モーニングどうされますか?』って聞かれたら『うん』って言うだけですけど、女性二人連れだと絶対『えー、サービスだってー? どうするー?』って聞くんですよ! 絶対知ってるやん! むしろそれが目当てやろ!?っていっつも突っ込みたくなります」
「うはははは! 女性心理ですなあ! いやしいとか、よく食べるねえって思われたくないんやろなあ!! かわいすぎる。萌え」
みたいな話をしてました。ああ、楽しい。
その後紅茶(最近はまってるらしい。なぜかベトナムコーヒー入れるセットで入れてくれた)と鶏卵素麺(お土産でもらったらしい。甘さが上品で美味しかった)を頂きつつ、だらだらしゃべってましたよ。
「お店できるまでヒマありますし、合宿しましょうよ合宿!」
「いいですねえ! 自家製甘酒の作ろうかと企んでるんですけど、そんなんやったりしましょう! 前に散髪来たときお会いした、インド人の人が働いてるカレーショップにも行かんとあかんですねー」
「ですね! カレー行きましょう! あと、おそばも食べに行きましょう! 家のそばに、すっごいおいしい店あるんですよ!」
「おお! いいですねえ!」
「店主ヤンキーなんですけど」
「やっぱりカレーでいいです」
「大丈夫! BGM、J-Popですから!」
「なにが大丈夫かわかんねえええええ!!!!!」
「行ったと言えば、この前某県の某和菓子屋までいってきましてねえ」
「ほう?」
「そこで作ってるxxxというお菓子が僕大好きで、ぜひ店で出したいと、直談判に」
「ブゥッ!?」
「で、社長さんに会えて取り扱わせてもらえることになって。手づくりで数作れないってあまり数出荷しておられないし、一応滋賀では、今のところ取り扱いうちだけなんですけど、まあそれはさておき」
「さておくの!? けっこうすごい話だと思うんですけど!?」
「そのお店、元はお茶屋さんで、旦那さんはお茶ソムリエの資格持ちで、NYにも店あるんだったかな。奥さんもイタリアなんかに『日本茶の味わい方』の講師として招かれるような人で、お茶の知識振興のために、日本でも教室とかやってはるんですよ」「
ほう」
「で、僕もおもしろそうなんで参加してきてですね、そこでつい『日本茶でxxx作る!』って言っちゃって」
「ええ!? 作れますのん!?」
「たぶん、できると思います。ほんで言い出した以上作らにゃ、と思って、信楽の若手職人集めてそのための道具作ってー!ってやったら皆ノリノリで」
「ノリノリ!?」
「今xxxするためのxxxをxxxしてて」
「ほう」
「うまくできあがって、ほいで他にも『欲しい!』って人があらわれたら、出荷しようかとか考えててそのためにxxxxx」
な ん で 、 田 舎 暮 ら し し て る の に 、 そ ん な ス ケ ー ル 上 が っ て ん だ こ の 人 。
住んでるとこは田舎でも、やってることは全国区だよ! そのうち世界に飛び出しそうだよ! 超おもしれえ。
ちなみに俺は、部屋にこもってひきこもりたい今日この頃です。超情けねえ。
Posted by MAD at 01:05│Comments(2)
│日記。
この記事へのコメント
まとめちゃん、全国区だよ!
ぼく、近所にコメダあるよ。
ぼく、近所にコメダあるよ。
Posted by いぬち at 2009年01月30日 01:07
さすがいぬちさん、ワールドワイドだぜ!
世界に羽ばたくいぬちワールド。
でもあまり、喫茶店でお茶してるイメージが
ないんですが。(笑)
世界に羽ばたくいぬちワールド。
でもあまり、喫茶店でお茶してるイメージが
ないんですが。(笑)
Posted by MAD at 2009年01月30日 01:50
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