2009年01月22日
書を捨てよ。街に出よう。
この
■本を読まない人の特徴
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50989069.html
の中の1レスに、すんげー同意した。
>154 おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/05/30(水) 07:17:54 ID:kZSwMjcI
>俺の周囲を見ると、
>
>本を読む人は、口では結構良いこと言うんだが、口ばかりで行動に移せてない人が
>多いように思う。
>あと、文章力はあるんだけど会話下手であまり社交的じゃない傾向がある。
>知識や論理力はあるんだけど、それを会話で生かすことが出来ない。
>議論には強いが軽快なトークが下手。だからか知らんが異性にはあまりモテない。
>
>本を読まない人は、まず謙虚さに欠ける。自分を棚に上げて他者を攻撃したり。
>ただその分堂々としていて社交的。よって異性には魅力的にうつる。
>読書家と比べて細かいことで考え込んだりしない分(?)、割と行動力がある。
>議論や文章は下手糞。メールでも文法とかテキトーで誤字脱字多し。直す気もない。
>ただ、読書家と比べて会話は上手。
>
>俺の結論としては、本が必要不可欠なものとはちょっと思えない。
>読まないと、薄っぺらな考え方しか出来なくなることは確かだと思うが、
>読書を好んですると、一般的なコミュニケーション能力(普通に雑談したり
>する能力)が下がる傾向があるように思う。個人的に、思慮深さと暗さは切り離せない
>関係にあると思う。人間は考えようとするとどうしても暗くなりがち。
>暗くなるとその分他人とのコミュニケーションに支障をきたすのだと思う。
最後の二行は除く。
だって、思考しててすげえテンション上がるときも多いもん。特に自分の中で割り切れない問題があって、それがふと「ん? あれってもしかして、こういうことだったんじゃね!?」とスパーン!と解決されてしまったときや、ずっと悩んでたことが「あれ? あれって、こうすればうまくいくんじゃね!?」と解決策を思いついたときの脳天突き抜ける感じは、もうすさまじいもんがありますよね! 脳内麻薬どっぱどぱで、テンション上がりまくりんぐ。
あと、会社とかでは浮いてるのに、仲間内だと異常に饒舌で、どっかんどっかん場を沸かす人とかも多いよね。
読書人でコミュニケーション能力が不足しがちだったり、気の弱い人間が多いのは、
・本ばっか読んでて、会話の場数自体が少ない
ってのももちろん大きいけど、一番は
・「俺はこう思うけど、こういう考えもあるよなあ。この人はこう考えるかな。いや、こうかもしれないぞ」と、自分の考えに対し、あらかじめいろんな可能性を考え過ぎて、言い切る自信を持てない
ってところにあるんじゃないかなあ、と思うのだ。あと「本ばっか読んでて運動してない奴は肉体感覚が希薄で、思考が暴走しがち」とか、「生活狂ってる奴多くてホルモンバランスおかしい」とか、「本読まない奴とはそもそも、語彙や言語感覚、思考過程、価値観が違ってかみ合わない」とか、その他にも色々思うところはあるのだが、それはまあ、さておき。
「本を読むこと」のメリットとして、「多くの他人の考えに触れることにより、多角的な視点を手に入れる」ってことがあげられるだろう。でも、それはともすれば、「自分の考えに絶対の自信を持てない」ってことにも繋がるのだと思う。
知らなければ盲信できたのに、知ってしまったが故に悩まねばならないこともある。『覚悟のすすめ』や『シグルイ』で知られる漫画家山口貴由氏に「100冊の本を読んだヤツより、一冊の本しか知らないヤツのほうが強い。」って言葉があるが、けだし名言だと思う。
http://d.hatena.ne.jp/hurricanemixer/20070320/1174401034
けれども、それは一つのステップにすぎなくて。
大事なのは、いろんな可能性を学び、熟考し、取捨選択した上で、自分にとっての「ベストの解」を見いだすことだと思うのだね。弁証法で言うところの「ジンテーゼ」ですね。テーゼ(命題)とアンチテーゼ(反-命題)を戦わせることにより導き出される、「二つの命題よりももっと優れた命題」。「100冊の本を読んだヤツより、一冊の本しか知らないヤツのほうが強い」けれど、100冊の本を読み、その中から「たった一つの本」を見いだした奴は、もっと強いと思う。
読書人で元気と自信に溢れてて、迷いがない人ってのは、この域に達した人ではないだろうか。すでに自分の「核」となる思考・価値観が揺るぎなく確立されてて、本も、現実も、それに沿って解釈、対応できる人。
『学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆( あや)うし』
さすが千古の金言には含蓄がある。
ま あ 、 こ ん な こ と 考 え て る 時 点 で ダ メ な ん で す け ど 。
走ってから考える奴>考えずに走る奴>考えてから走る奴>>>>越えられない壁>>>>考えて走らない奴
だよね! 世の中!!
で、なにを言いたいかと言いますと、こんなこと考えてるヒマがあったらとっとと寝ろ、と思った。終わり。
■本を読まない人の特徴
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50989069.html
の中の1レスに、すんげー同意した。
>154 おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/05/30(水) 07:17:54 ID:kZSwMjcI
>俺の周囲を見ると、
>
>本を読む人は、口では結構良いこと言うんだが、口ばかりで行動に移せてない人が
>多いように思う。
>あと、文章力はあるんだけど会話下手であまり社交的じゃない傾向がある。
>知識や論理力はあるんだけど、それを会話で生かすことが出来ない。
>議論には強いが軽快なトークが下手。だからか知らんが異性にはあまりモテない。
>
>本を読まない人は、まず謙虚さに欠ける。自分を棚に上げて他者を攻撃したり。
>ただその分堂々としていて社交的。よって異性には魅力的にうつる。
>読書家と比べて細かいことで考え込んだりしない分(?)、割と行動力がある。
>議論や文章は下手糞。メールでも文法とかテキトーで誤字脱字多し。直す気もない。
>ただ、読書家と比べて会話は上手。
>
>俺の結論としては、本が必要不可欠なものとはちょっと思えない。
>読まないと、薄っぺらな考え方しか出来なくなることは確かだと思うが、
>読書を好んですると、一般的なコミュニケーション能力(普通に雑談したり
>する能力)が下がる傾向があるように思う。個人的に、思慮深さと暗さは切り離せない
>関係にあると思う。人間は考えようとするとどうしても暗くなりがち。
>暗くなるとその分他人とのコミュニケーションに支障をきたすのだと思う。
最後の二行は除く。
だって、思考しててすげえテンション上がるときも多いもん。特に自分の中で割り切れない問題があって、それがふと「ん? あれってもしかして、こういうことだったんじゃね!?」とスパーン!と解決されてしまったときや、ずっと悩んでたことが「あれ? あれって、こうすればうまくいくんじゃね!?」と解決策を思いついたときの脳天突き抜ける感じは、もうすさまじいもんがありますよね! 脳内麻薬どっぱどぱで、テンション上がりまくりんぐ。
あと、会社とかでは浮いてるのに、仲間内だと異常に饒舌で、どっかんどっかん場を沸かす人とかも多いよね。
読書人でコミュニケーション能力が不足しがちだったり、気の弱い人間が多いのは、
・本ばっか読んでて、会話の場数自体が少ない
ってのももちろん大きいけど、一番は
・「俺はこう思うけど、こういう考えもあるよなあ。この人はこう考えるかな。いや、こうかもしれないぞ」と、自分の考えに対し、あらかじめいろんな可能性を考え過ぎて、言い切る自信を持てない
ってところにあるんじゃないかなあ、と思うのだ。あと「本ばっか読んでて運動してない奴は肉体感覚が希薄で、思考が暴走しがち」とか、「生活狂ってる奴多くてホルモンバランスおかしい」とか、「本読まない奴とはそもそも、語彙や言語感覚、思考過程、価値観が違ってかみ合わない」とか、その他にも色々思うところはあるのだが、それはまあ、さておき。
「本を読むこと」のメリットとして、「多くの他人の考えに触れることにより、多角的な視点を手に入れる」ってことがあげられるだろう。でも、それはともすれば、「自分の考えに絶対の自信を持てない」ってことにも繋がるのだと思う。
知らなければ盲信できたのに、知ってしまったが故に悩まねばならないこともある。『覚悟のすすめ』や『シグルイ』で知られる漫画家山口貴由氏に「100冊の本を読んだヤツより、一冊の本しか知らないヤツのほうが強い。」って言葉があるが、けだし名言だと思う。
http://d.hatena.ne.jp/hurricanemixer/20070320/1174401034
けれども、それは一つのステップにすぎなくて。
大事なのは、いろんな可能性を学び、熟考し、取捨選択した上で、自分にとっての「ベストの解」を見いだすことだと思うのだね。弁証法で言うところの「ジンテーゼ」ですね。テーゼ(命題)とアンチテーゼ(反-命題)を戦わせることにより導き出される、「二つの命題よりももっと優れた命題」。「100冊の本を読んだヤツより、一冊の本しか知らないヤツのほうが強い」けれど、100冊の本を読み、その中から「たった一つの本」を見いだした奴は、もっと強いと思う。
読書人で元気と自信に溢れてて、迷いがない人ってのは、この域に達した人ではないだろうか。すでに自分の「核」となる思考・価値観が揺るぎなく確立されてて、本も、現実も、それに沿って解釈、対応できる人。
『学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆( あや)うし』
さすが千古の金言には含蓄がある。
ま あ 、 こ ん な こ と 考 え て る 時 点 で ダ メ な ん で す け ど 。
走ってから考える奴>考えずに走る奴>考えてから走る奴>>>>越えられない壁>>>>考えて走らない奴
だよね! 世の中!!
で、なにを言いたいかと言いますと、こんなこと考えてるヒマがあったらとっとと寝ろ、と思った。終わり。
Posted by MAD at 03:23│Comments(0)
│日記。
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