2008年09月14日
荒野の呼び声。
昨日、俺の愛してやまない某お総菜居酒屋Tに、散髪に行きました。誤字じゃないぞ。Tは美容院も併設する居酒屋なのである。本当だよ! オイラ、ウソ言ってないよ! オイラ、ベムってんだ怪しいもんじゃないよ!ってそんなピチピチスーツ着て指三本て、めちゃめちゃ怪しいわー!?――とお約束の書き出しはさておき。
「お久しぶりですー」
「お久しぶりですー。どうです最近?」
「いやあ、仲良くなった田舎のお爺さん達がやっぱり元気で。イノシシって、捕まえたら竹槍で止め刺すらしいんですけど知ってました?」
「知るわけねぇー!?」
「捕まえたら、ご近所の親分的爺ちゃんがこう、ぶすっと刺してですねえ、これがヘタだとなかなか死なないらしいんですが、うまい人だと一撃らしいです。で、そーすっと噴水みたいな血が!」
「ぎょへー!」
「で、それを2~3日木にぶら下げて血抜きするらしいんですが、腹裂いて内蔵がボトトトトッ!!!と落ちた瞬間、どこからともなく鴉の大群が現れて! まわりの木という木を埋め尽くし!」
「うわああああ!? 西部劇の処刑のシーンかよ!?」
「恐いですよねえ! 蛇を倒すまではもう一歩なんですが、さすがにその境地までは、まだ、たどり着けません」
「いやいやいや! 別にたどり着かなくていいから!?」
以降、この前作ったピザ窯の話や今考えてる旅行ネタ、仕事の話なんかをしてるうち、散髪は終了した。いつも通り、散髪後にコーヒーをごちそうしてもらいながら、まだダラダラお話ししていると、行ったのがちょうど昼前だったこともあり、よかったら一緒にお昼どうですかとおっしゃるので、お言葉に甘えてのこのこ着いていったら、とってもいい感じのカフェへと着いた。
「CAFE RIKKA」
http://www.leafkyoto.net/shops/view/5368
南国テイストだけど、ハワイというよりは、沖縄の雰囲気。うるさすぎない程度の音量で流れるレゲエを聞きながら、どっかりとした大きなソファに腰掛けると、そりゃあもうまったりとした雰囲気で、なんで波の音と潮の香りが流れてこないかと、不思議に思っちゃうほどの居心地の良さでございます。おおう、こりゃクセになる。
さてメシは、と。おお! ロコモコがある!
「ロコモコ、ロコモコー! 休みに沖縄行こうかと思ってたんで、ぼかぁ今、沖縄っぽいもんに敏感なんです!」
「そーなんですか。あ、僕タイカレー♪」
「ロコモコ美味しいなあ♪ 南国行きたいなあ」
「南国、いいですねえ! 僕は、土いじりばっかりですね。最近、仲間と集まると、みんな2つしか話しないんですよ。畑と――」
「と?」
「五右衛門風呂」
「五右衛門風呂ー!?」
「そうそう、五右衛門風呂です。キット売ってるんですよ。ただ、20万円するんですよねえ」
「いいッスねえ! 田舎とかに設置して、星空の下で五右衛門風呂! これは熱い! これは来る!!」
「でしょー!」
「あ、一口1万とかで、カンパ募ればいいなじゃないですか? 出資者は、いつでも無料で入る権利有りってことで! なら俺参加しますぜ!」
「あ、それ本気でいいかもしれませんね。20人か。なんとかなるかもな」
などという話を、延々しておりました。いや楽しかった。
田舎はいい! 自分が住んでるとこもたいがい田舎な気がするが、そんなことからは爽やかに目をそらして、田舎はいい! 五右衛門風呂計画、実行するなら、ぜひ声を掛けて下さいね! 設置から参加したいなあ。あ、そうだ! そうなったら、是非やりたいことがあるんだ! メールでさっそくお伺いを立てておこう!
『五右衛門風呂設置の暁には、お祝いに羊の丸焼きをさせて下さい☆』
その後、今だに返信が来ません。なぜだ!? この俺のほとばしるお祝いの気持ちがなぜ届かないッ!? まさか、お祝いは口実で、ただ羊の丸焼きがやりたかっただけってのがバレたのか!? さすがオーナー!
イ ノ シ シ の 丸 焼 き に す べ き だ っ た か 。
Posted by MAD at 04:03│Comments(0)
│日記。
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