2008年07月28日

闘竜門。


闘竜門。

 大学時代からのツレMと、神戸ポートアイランドまで、プロレスを見に行ってきた。団体名は「ドラゴンゲート」。97年に神戸を基点に旗揚げし、関西ローカルとはいえテレビ放送もされている、新進気鋭の人気団体である。

 なんで行くことになったかと言うとこれが嘘みたいな本当の話で、ある日仕事でキレイなおねーちゃんのいる店に行ったMが、ふと横を見るとプロレスのマスクを手にした男がいる。


「れ、レスラーですかうははははー!」
「れ、レスラーなんですようははははー! ぷ、プロレスお好きですか!?」
「大好きですともうははははー!」
「じゃ、じゃあ一度見にきて下さいようははははー! あ、これ俺のメアド」
「ありがとー!行きますともうははははー!」


とゆーわけなのである。すげえな神戸。


 内容はと言いますと「夏のチャンピオン祭り」と言うか、シングルのタイトル戦をメインに、タッグ、トリオのタイトル戦、ヒールとベビーフェイスの抗争戦など、8試合4時間にも渡る密度の濃いものでした。

 またねー、この試合がいいんですわ! 創設者ウルティモ・ドラゴン以来の華やかなルチャの空中殺法に、前王者CIMAに代表される、日本プロレス王道のパワー戦があいまって、燃えるったりゃありゃしねえ。

トップロープからの雪崩式ブレーンバスターにフランケンシュタイナー。両腕を封じて受け身をとれなくしたパワーボムに、場外への特攻トペ・コンヒーロ。

これでもか!と次々繰り出される大技のオンパレードに、華を与えるのが抜群のエンターテイメント感覚だ。

 3人タッグ4組によるバトルロイヤルで一人がブレーンバスターをかけようとすると、駆け寄った他の選手が加わって、16人が全員参加した大ブレーンバスター大会が始まる。場外乱闘であえて二階席まで乱入してみる。男塾もどきの格好をして入場する。

ただギャグだけではない。本物の実力と華を持った選手たちが、真剣な攻防を繰り広げる中で、どうすれば観客が喜ぶか、なにをすれば会場を熱気の渦の中にたたき込めるか、そのことを考え抜き、危険な技からも逃げない気概があるからこそ、楽しくて熱い、あの試合は産まれるのだろう。


 今日見たの3階席だったけど、リングサイドで見たかったなあ。


そーゆー「熱くて楽しい」団体だからか、家族づれやカップルの客めちゃめちゃ多い。小学生が大声で応援したりしてて微笑ましいのもさることながら、特筆すべきはその美女率の高さだ! もう、人が良さそうで可愛い女性が異常に多い!

ドラゴンゲート、イケメンレスラーが多いのでも有名なんですが、なんでしょうか。女性はイケメンマッチョが好きなんでしょうか――って、そら好きだわな。くそう、体だけが目当てだったのね!? 体ならアタイも負けてないのに! お腹キレイに割れてるわよ!?(三段腹に)

そう言えば隣に座ってた女子大生くらいの女の子3人組が、まためちゃめちゃ可愛かったんですが、はじめて来たのか選手が来るたびにパンフレットをめくって「あの人は○○選手だって!」と友達と言い合っておりました。

 そして第2試合。ヒール軍団「リアルハザード」の選手とベビーフェイスのチャンピオンによる、ベルトをかけた一戦を前に、その子は言ったもんですよ。
「ええとね、ええと、分かった!あの人たちが悪い人で、ベルトを狙ってるんだって!」


 …。
 ……。
 ………。


 結 婚 し て く だ さ い 。(土下座)

 萌えすぎて死ぬかと思ったわー!?


そんなステキな女性にも出会える、めちゃめちゃ楽しいプロレス団体ドラゴンゲート。すごい楽しかったよ! また絶対見に行くぜ!(不純な動機込みで)


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Posted by MAD at 02:29│Comments(0)日記。

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