左ななめうえ３０ｃｍ。

　友人Ｏ夫妻と、瀬田川沿いの某店にピザ食いに行ってきたぜ！　エントリーがなければ、ムリヤリ入れさせる。それが俺のジャスティス！！





「おお、薄焼きカリカリタイプ！　うまー！」
「パスタも美味しい！　歯ごたえあって、こんなのはじめて食べた！」

とワイワイやりながら食ってましたよ！　うん、旨かった！　ピザ窯が目に見えるとこにあったら、もっとよかったのにな！　めらめら燃えてる窯あけて、オリャ！とピザ入れるとこが見たかったぜ！

「旨かったねー」
「おう！　俺等のピザ窯計画はいつしましょう！？」
「７月の土曜とかどうよ？」
「いいねいいね！　ピザ以外なに作る！？　ダチョウの卵でパンケーキは確定として、あとデザートとサラダくらい！？」
「けっこう腹に来るなあ･･････。生地作るとこからやるつもりだけど、ピザ窯って一度火を入れたら、１０枚くらいは焼けるらしいぜ？」
「食いきれねえよ！？　人間集めるかー。あ、薪割り器いる、薪割り器！？　こないだ買った所さんの本に載ってたんだけど、針葉樹の薪は柔らかいけどススがいっぱい出て、詰まりやすいんだってよ！　広葉樹はスス出なくていいけど、めっちゃ固くて割るの大変らしい。んで、北国の人は薪割り器でガキガキ割るらしいぞ！　うーむ、欲しい。薪使うことなんてないけど」
「薪は買ってこよう。あっさりしたものが欲しいな」
「バナナ焼いたら美味しいって、前にＴＶかなんかで見たよ」
「おお！　Ｏ嫁、俺もそれ見たことある！　真っ黒になるまで焼いて、アイス乗っけて食うのな！　あ、アイス作ろうアイス！　原料密閉した缶に入れて、塩ぶちまけた氷の中でグルグル回したらできるって聞いた事あるぜ！」
「いいね！」
「あとは、サラダかなー。アウトドア料理本買ってきたから貸すし、皆で作りたいメニュー一個ずつ挙げようぜ！　ちなみにもう３冊買った」
「３冊も！？」
「ふっふっふ、俺は悟りましたよ。料理のできる男はモテる！　お前等相手に実験した後で、どっかで本番やるのさ！　颯爽と料理を作る俺に女性陣メロメロ！　これが先日結成した『カッコイイＢＢＱ友の会』（会長俺、会員俺）の趣旨ですよ！」
「　ま　わ　り　、　子　供　連　れ　で　来　る　人　間　ば　っ　か　り　だ　け　ど　ね　」
「『カッコイイＢＢＱ友の会』は解散になりました」
「もうー！？」


　いやあ、マジで楽しみ！　ＢＢＱ料理の本とか見てるの、ウキウキするぜ！


「ＭＡＤくん、本買ったなら、ご飯作ってみればいいのに。親、旅行に行ってて晩飯ないんでしょ？」
「んー、正直それ考えた。ダッチオーブン買ってきて、庭で一人ＢＢＱやろうとか」
「痛い！　痛い人がいるよ！？」
「まったくだ。そんな奴、うちの兄貴だけで充分」
「ホントにやったの！？」
「おう。キャンプ行ったら大雨降ってきたんで、友達ん家の庭でテントはって鍋やったって」
「･･････迷惑な」
「大丈夫。友達も参加したらしいから」
「そう言う問題かー！？」
「俺もうちの庭でやるのはいいんだが、今日以外休みないんだよなー。さすがに、夜２３時に帰って庭でＢＢＱって無いよな」
「２３時じゃなくてもないよ！」
「しかも」
「しかも？」
「野外料理だから、レシピ全部、多人数用だよ！　一人じゃ食いきれねえよ！」
「知るかー！？」


　そんなこんなで、「ピザ窯作ってピザを焼こう計画（プロジェクト）」順調に進行中です！　俺の人生もこんだけ順調だったらいいのになー！！