2007年09月10日
ナイン・ステイツ・ストライクス!!! 初撃
問題:ある日、新幹線の真ん中の車両と先頭を、入れ替えて走らせてみました。それを見た人がなんと言ったでしょう?
答え:「感心せん(幹新線)」
――とゆーわけで! 我々はその日、新幹線で九州へと向かっていた! 毎年恒例野球と温泉の旅第3弾なのである。参加者は大学の先輩Kさん、Mさん、Nさん、そして俺の4名。男4人のムサい旅なのである。
だ が そ れ が い い 。
そろそろダメッぷりが板についてきました。テヘ☆
福岡に着いて、我々は福岡ドームへ向かった。今回の第一の目的はダイエーホークスの試合観戦なのだ。何を隠そう、うちの先輩方はそろって野球大好き。しかもパ・リーグ大好きという奇特な御仁なのである。俺は興味ないんだけど。
今回のカードはソフトバンク×広島。渋すぎる。まあ、見に行くのパ・リーグばっかりだから、どことっても渋いカードなんだけどな! しかし、球場行ってビックリですよ。
列。列。列。長蛇の列。
なんで!? まだ開戦3時間前ですよ!? なんでそんな時間にこんな並んでんの!? 愛されてやがんなソフトバンク。しかもまたカープの真っ赤なユニフォームもすげえ多いんだ。考えてみりゃ、土曜で、福岡だもんな。新幹線か車で来たんでしょうね。愛情溢れまくってやがんな。さすが日本唯一の市民球団。
11時過ぎに入場がはじまったので、さっそくに中に入り、まずは腹ごしらえだ。一番食いでがありそうだった、松中弁当とやらを買い込む。後で聞くとこの松中という選手、四番サード。チームの大黒柱と言うべき主力選手だそうです。ゴメンね。お母さん野球知らないから。ゴメンね。ちなみにその松中選手、その日の練習中にケガして欠場でした。ち、違うよね!? 俺のせいじゃないよね!?

メシも確保した。試合まではまだ1時間以上ある。隣で先輩はすでに、ビール飲んでできあがっている。あとすることはただ一つ! そう! 寝るだけだ!!
実はその前日、演劇見に行ったうえ、久々にあった友人達と飲み会。深夜のドライブまでしてて、一睡もしとらんのだ! 体力もそろそろ限界。ちょっとここらで一休みさせてもらいますよグー。
で、起きたら。
球場埋まってた。
ほとんど満席ー!? 大人気ですなちょっと! しかし、試合はその人気も頷ける好ゲームでした。広島の先発はフェルナンデス。ソフトバンクはガトームソン。このフェルナンデスがねー! すげえんですよ! 「ボールにほとんど回転をさせないことにより、ボールに予測不可能な動きをさせる」というナックルボールの使い手なんですが、まさしく魔球! 端から見てると俺でも打てそうな、ほわーんとした遅い球なんですが、これが見事に打てない打てない。もし打てても全部ゴロ。
一方のガトームソンは速球派。好対照な二人の投手による投手戦であっという間に回が進んだ。その膠着状態が崩れたのは後半に入ってから。両軍投手が変わるや一転打撃戦となり、試合のボルテージはうなぎ登り!
結局一点を先行されていた広島が、8回緒方・喜田の連打の後、石原のまさかのスクイズで逆転。そのまま勝ち越しとなりました。いや面白かった。今まで見た試合の中で、一番面白い試合でしたよ! 3回しか見たこと無いけど!
試合終了は4時半。うまいこと早く終わった。時間もあるってんで、K先輩が行きたがっていた太宰府天満宮へ。いやー、大学受験で北九州大学来た時以来だよ。懐かしいなあ。確か京産の地方試験だったんだよなあはっはっは。・・・落ちたけどな! 関係ないけど北九州大学、大学の隣が小倉競馬場ってそれどうよ。勉強なんてしてらんねえYO! 入れもしねえけどな!
あ、太宰府天満宮はいい神社でした。5時過ぎだったんで、宝物館から土産もん屋までほとんど閉まってたけど。
ここの駅前で佐賀の友人、生臭坊主Sと合流。いやあ、首と腰に一層肉がついたなお前! なに? お互い様だ? ンだとゴルァーッ!? お前と一緒にするな! 俺がついたのは腹だ!(変わんねえよ)
奴の駆るムラーノに乗って、一路佐賀へ。途中でコペンに乗って神戸から来たバカ二人組、後輩Hと友人Mと合流。このうち友人Mは俺と昨日芝居を見て痛飲、夜中のドライブをしたのと同一人物だったりする。しかも明日帰るという。本日と同じく、片道8時間かけて。うん、バカだ。お母さんバカがここにいるよー!!
同 じ よ う な こ と い っ ぱ い や っ た け ど 。
同病相憐れむ。あ、俺も似たようなことまた企んでるのでヨロシク!
Sの家で車を置いて、さあ出かけましょう飲み会へ! こう言う時飲まない人間がいると便利ですね。行き帰りに車が使えますからね。誰かってーと俺なんですが。
飲みに行った先は、友人Sオススメの居酒屋「梟の響キ」。ビルの9階にあるという隠れ家的お店なんですが・・・。
デ カ し た S 。
これはいい! ここはオススメ! 雰囲気いい! メシ旨い! 盛りつけも素晴らしいが、それに負けないあの味よ。柚子胡椒つけて食べるザル豆腐の旨さには、ふるえたわ。お酒も焼酎はちろりで出てくるし、容器もカゴに盛ったぐい飲みから、好きなのを選べるという粋な趣向。また中に、そらぎゅうが混ざってるのがお国柄と言うべきか。

「そらぎゅう」とは主に南九州で使われるぐい飲みで、円錐型をしている。当たり前だが自立しないので、中味を飲み干すまで卓上に置けないのだ。一説によると「ソラ」と注がれたら「ギュー」と飲まなきゃいけないってところから「そらぎゅう」と呼ばれるようになったのだそうな。いかにも薩摩のいごっそうどもが好みそうなシロモノだ。ここ佐賀だけど。
ちなみに、このそらぎゅうの杯の底に穴が空いていて、「飲み干さないと杯から手も離せない」という強烈なバージョンもあるのだが、さすがにそれは置いてなかった。いやあ、九州来た甲斐があったねえ。維新志士な気分だね! ええと、とりあえずお前らはし拳やって、ベロンベロンになったあげく殴り合え。←間違った薩摩志士のイメージ
お値段はそこそこ張るが、このレベルなら文句は付けられん。久々に90点越える店に出会ったぜ!

美味しいもの食べて。美味しい酒呑んで。美味しいお茶飲んで(俺だけ)。さあボルテージ上がってきましたよ! 始まりますよダベリング! もう、バンゲリング・ベイ並のダベリングですよ! ハドソンハドソンハドソン!(?コンのマイクに向かって叫びながら)
「大学で初めてお前らが来た時ときたら!」
「先輩方こそ!」
「あ、俺がMADってあだ名になったの、K先輩のせいなんスよ!? つけたのは生臭坊主Sですが、定着させたのK先輩!」
「いやいやいや! それもキミたちを定着させるための策だったんだよ! ほらあだ名が出来ると親しみやすくなるだろう!?」
「それがMADじゃ逆効果だー!?」
わいわいわい。その後昔の大学の話やサークルの話、先輩方の現状、コペンの話など、2時間以上に渡って話は尽きることなく展開していった。
「いやあ、いい気分だねえ。もっと話したいねえ」
「ふっふっふ、まかせろこの俺に! 見るがいい! この俺の秘密の部屋を!」
「うおおー!?」
in佐賀S邸。倒置法で言い放つや、Sがババーンと見せつけたその部屋に、俺たちは驚愕の声を上げた!
「バーですとー!?」
そう! 自分の部屋にバー! Sは寺である自宅を改装した時に、趣味のバーを造っていたのである! これがまたオシャレで立派なバーなんだ。
「しかもだ!」
ただでさえ丸っこいインスマウス面を満面に膨らまし、Sはさらに壁の鏡を手で押す。そこには!
「か、隠し部屋ー!?」
そこにはベッドが置かれていた。鏡はどんでん返しのような扉になっており、その裏に奴の自室が隠れていたのである。しかも部屋は一室ではなく、屋根裏部屋も完備。しかもここに、俺が滋賀のオシャレ雑貨屋コモンタイムで見て以来すっぞ欲しかった丸いコタツ置いてやがりくさりまして! うお、羨ましい! ぶっちゃけ妬ましい!!
なんと贅沢な! 俺が檀家ならコイツを墓に埋める。完膚無きまで埋める。夜になったら這い出てきそうだが。この這い寄る混沌がっ!!
「すげえだろオシャレだろはっはっは!」
「うむスゲエ! スゲエがSよ」
「なんだ?」
「そこに転がってるDSの箱はなんだ」
「おお! 『逆転裁判4』に決まってるではないか! このシリーズは名作だぞMAD?」
「そんなこと知っとるわー!! ここまで作り込んどきながら生活臭漂わすなー!?」
「はっはっは、生活してるんだから仕方あるまい。どれ、なにか作ったろか?」
「林檎ジュース。ストレートで」
「バーの意味ねえー!?」
その後、やくたいもない話をして、我々が寝たのは0時頃であった。
(続く)
2007年09月10日
俺メモ。九州旅行仮組篇。
熊襲征伐じゃねえや、九州旅行の旅程、決定しました。
黒川になるのか、はたまた別府か? 皆をヤキモキさせたお宿はなんと!
湯 布 院 で ご ざ い ま す 。
しかもお値段がちょいとはりましてですね、お宿に「行き:新大阪→福岡の新幹線、帰り:大分→伊丹の飛行機、レンタカーSクラス2泊3日乗捨」でお一人49,850円。
いやいや待て待て! まあ聞け!
今回のお宿! 「庄屋の館」とゆーとこなんですが、一応いい感じのとこなんですよ!(とフォロー) 日本でも数件の「青い湯」を持ち、大露天風呂完備。宿泊は全棟離れの一戸建て。専用露天付。また通常2,800円する3種の貸し切り風呂も、JTB特典としてサービスで無料で使用可能です。(多分一回だけだけど) グレードは高いのです!
http://www2.ocn.ne.jp/~syouya/
つか、ここまで行くなら「湯布院御三家」行ったろか、と一瞬悩みましたが、恐くて行けませんでした。(笑) ああ、ヘタレ。まあ、取れなかっただろうけど・・・。
いやいや待て待て! 分かる! 皆様の言いたいことも良く分かります! そんな方にはこんなセリフを贈ろう!
ゴ メ ン ち ょ っ と 九 州 甘 く 見 て た 。
いやさ、黒川温泉を舐めてた。JTBのフリープランは全滅。日本旅行の赤い風船じゃ3軒空きあったけど、1泊3日の設定が出来ず。
別府は大規模ホテルばっかで、これといった旅館も見つからず。「神和苑」は「庄屋の館」より一人2000円近く高くなるのに部屋風呂着いてない、って感じで、消去法でこーなった次第なのであります。
お値段だけだったらJALやANAのツアーがグレードの高い旅館も品揃えが良く、安かったんですけどね・・・。
九州、特に温泉関係は大観光地だけあって、あまり節約する手段がないね。出張プランでレンタカーつけて、ホテル泊まらないでいく、とか、2泊3日で取ってやっぱり一泊目ブッチするとか、いろいろシュミレーションしてみたんですが、値段あまり変わらんのですな。1泊3日、しかも到着翌日が宿泊日、とゆーと選択肢がだいぶ狭まるのですよ。動くの遅かった自分が悪いのですけど。
黒川の旅館も泊まろうとすればなんとか出来るとは思いますが、湯本荘とかの旅館に泊まって、おそらく金額は4万半ばちょい下、とゆーことになろうかと思います。別府や湯布院の大規模ホテルでいいなら、余裕で4万切れますが。
裏技として自分カーに乗り、前日晩20:00のフェリーで向こうに渡って福岡先回り。レンタカー借りない、とかするとぐぐっとお値段安くできたりもしますが。
そりゃあ高いよMAD君。グレード下げてもOKよわふーん☆とおっしゃるのでしたら、1万くらいはなんとかできるかもしれませんが、なかなか、ううむ、とゆー感じでございます。
しかもね、これですらギリギリだったんですよ! 帰りの飛行機は残席6! 宿泊する「庄屋の館」ときたら、なんと残室1だ! うおヤッベー! マジやっぶぇぇぇえええ!!
ま あ 行 動 遅 い 自 分 が 悪 い ん で す が 。
以上、言い訳終わり!!
そんなこんなで、予定は以下の通りになりましたよ皆さん! 行く人誰もこの日記見てないのに誰に話しかけてるのか自分でも分かりませんが皆さん!!
26日:
朝出発。新幹線。のぞみ・かなえ・たまえじゃねえや(欽ドン)、のぞみ・ひかり・こだまどれ使ってもOKなので、一番速度が早いのぞみを使って07:08発〜09:42着くらいのスケジュールではいかが? 福岡到着後、Yahoo!!ドームで試合観戦。夜食後、レンタカーで魚人寺こと佐賀S邸。宿泊。恐怖の一夜 。
27日:
朝、日本のマリネラ王宮こと佐賀S邸をレンタカーで脱出。以下メイン観光時間。阿蘇の方廻ったり、熊本城襲ったり、別府or湯布院で風呂三昧など妄想爆発夢一杯。提案大募集中。観光後湯布院一泊。命の大事さをかみしめる。
28日:
10時チェックアウト(最大は12時まで滞在可能)→観光→大分空港19:30→20:25伊丹着。解散。
とゆー旅程。うむ。内容無きに等しいネ!! まあ宿も決まったことだし、内容詰めていかないとなあ。やまなみハイウェイ走りたいなあ。
ま あ 先 輩 か ら 却 下 さ れ た ら イ チ か ら 宿 も 行 程 も 決 め 直 し な ん で す け ど 。
ととと通りますよーにッ!!
黒川になるのか、はたまた別府か? 皆をヤキモキさせたお宿はなんと!
湯 布 院 で ご ざ い ま す 。
しかもお値段がちょいとはりましてですね、お宿に「行き:新大阪→福岡の新幹線、帰り:大分→伊丹の飛行機、レンタカーSクラス2泊3日乗捨」でお一人49,850円。
いやいや待て待て! まあ聞け!
今回のお宿! 「庄屋の館」とゆーとこなんですが、一応いい感じのとこなんですよ!(とフォロー) 日本でも数件の「青い湯」を持ち、大露天風呂完備。宿泊は全棟離れの一戸建て。専用露天付。また通常2,800円する3種の貸し切り風呂も、JTB特典としてサービスで無料で使用可能です。(多分一回だけだけど) グレードは高いのです!
http://www2.ocn.ne.jp/~syouya/
つか、ここまで行くなら「湯布院御三家」行ったろか、と一瞬悩みましたが、恐くて行けませんでした。(笑) ああ、ヘタレ。まあ、取れなかっただろうけど・・・。
いやいや待て待て! 分かる! 皆様の言いたいことも良く分かります! そんな方にはこんなセリフを贈ろう!
ゴ メ ン ち ょ っ と 九 州 甘 く 見 て た 。
いやさ、黒川温泉を舐めてた。JTBのフリープランは全滅。日本旅行の赤い風船じゃ3軒空きあったけど、1泊3日の設定が出来ず。
別府は大規模ホテルばっかで、これといった旅館も見つからず。「神和苑」は「庄屋の館」より一人2000円近く高くなるのに部屋風呂着いてない、って感じで、消去法でこーなった次第なのであります。
お値段だけだったらJALやANAのツアーがグレードの高い旅館も品揃えが良く、安かったんですけどね・・・。
九州、特に温泉関係は大観光地だけあって、あまり節約する手段がないね。出張プランでレンタカーつけて、ホテル泊まらないでいく、とか、2泊3日で取ってやっぱり一泊目ブッチするとか、いろいろシュミレーションしてみたんですが、値段あまり変わらんのですな。1泊3日、しかも到着翌日が宿泊日、とゆーと選択肢がだいぶ狭まるのですよ。動くの遅かった自分が悪いのですけど。
黒川の旅館も泊まろうとすればなんとか出来るとは思いますが、湯本荘とかの旅館に泊まって、おそらく金額は4万半ばちょい下、とゆーことになろうかと思います。別府や湯布院の大規模ホテルでいいなら、余裕で4万切れますが。
裏技として自分カーに乗り、前日晩20:00のフェリーで向こうに渡って福岡先回り。レンタカー借りない、とかするとぐぐっとお値段安くできたりもしますが。
そりゃあ高いよMAD君。グレード下げてもOKよわふーん☆とおっしゃるのでしたら、1万くらいはなんとかできるかもしれませんが、なかなか、ううむ、とゆー感じでございます。
しかもね、これですらギリギリだったんですよ! 帰りの飛行機は残席6! 宿泊する「庄屋の館」ときたら、なんと残室1だ! うおヤッベー! マジやっぶぇぇぇえええ!!
ま あ 行 動 遅 い 自 分 が 悪 い ん で す が 。
以上、言い訳終わり!!
そんなこんなで、予定は以下の通りになりましたよ皆さん! 行く人誰もこの日記見てないのに誰に話しかけてるのか自分でも分かりませんが皆さん!!
26日:
朝出発。新幹線。のぞみ・かなえ・たまえじゃねえや(欽ドン)、のぞみ・ひかり・こだまどれ使ってもOKなので、一番速度が早いのぞみを使って07:08発〜09:42着くらいのスケジュールではいかが? 福岡到着後、Yahoo!!ドームで試合観戦。夜食後、レンタカーで魚人寺こと佐賀S邸。宿泊。恐怖の一夜 。
27日:
朝、日本のマリネラ王宮こと佐賀S邸をレンタカーで脱出。以下メイン観光時間。阿蘇の方廻ったり、熊本城襲ったり、別府or湯布院で風呂三昧など妄想爆発夢一杯。提案大募集中。観光後湯布院一泊。命の大事さをかみしめる。
28日:
10時チェックアウト(最大は12時まで滞在可能)→観光→大分空港19:30→20:25伊丹着。解散。
とゆー旅程。うむ。内容無きに等しいネ!! まあ宿も決まったことだし、内容詰めていかないとなあ。やまなみハイウェイ走りたいなあ。
ま あ 先 輩 か ら 却 下 さ れ た ら イ チ か ら 宿 も 行 程 も 決 め 直 し な ん で す け ど 。
ととと通りますよーにッ!!
2007年09月10日
俺メモ。九州旅行交通費編
旅行会社から、問い合わせ頼んでた旅行プランがダメだった、と連絡が来た。ぬおー! マジッスか!? また一から考え直しかよ!?
泊まろうと思ってた宿黒川温泉の「旅館山河」がセットになったの、ANAかJALの旅行プランにしかなかったんで、それで頼もうと思ってたんだが、1泊3日というセレクトがあかんかったらしい。も一つ泊まりたかった別府の神和苑は、JTB特約の離れのみしか選べないし・・・。レンタカープランとは言え、一人5万越えるのはさすがにつらい。
やっぱりANAの「旅割」抑えとくべきだったなあ・・・。
長期の旅行に行く時はだいたい旅行会社の「出張プラン」を申し込む。これは飛行機またはJRの往復券+ホテル一泊がセットになったプランで、だいたいこれが一番安いのだ。飛行機やJRの往復正規料金と変わらん値段だし、「一泊三日」「行きと帰りで空港を変える」といった変則的な予約もオッケー。レンタカーもオプションで付けられる。ホテルの情報は大事に取ってある日経Trendyの「1万円以下で泊まれるホテル全調査」特集号や、e-Hotelや楽天などの、専門サイトの口コミ掲示板で情報収集。最近ではシティホテルも非常にレベルが高くなってきているので、ちゃんと調べると一都市に一つは泊まってビックリするような高品質のホテルがあるのだ。
交通の便もいいそういったシティホテルに一泊して観光をし、二日目の宿としてちょっといい温泉宿を自分で予約。いいもん食ってゆったりして過ごす、とゆーのが“いつものパターン”なのだが。
今回は佐賀のつれが「ウチ泊まりに来いウチ!」とゆーのでその手は使えない。
んー、どうすっかなー。個人手配にするとやや割高になるんだよな。
交通手段である飛行機とJR。飛行機で一番安くあげるとなれば、先行予約による割引となる。中でもお得なのはANAの「旅割」。これを使うと「伊丹→福岡」なら10,900円で行ける。人気のある時間帯は多少上がるが、それでも12,900円だ。ただし、「28日前までに予約」なのでもう手遅れだ。買おうかと悩んでいたのだが、宿を決めかねているうちに、ついつい買い損ねてしまったのだ。痛恨のミスである。「特割1」だと14,600円。出張プランと変わらんっちゅーねん。JALもほとんど同じ感じ。
次に考えるは新幹線。これはエクスプレスE予約の「エクスプレス早特」が最安値だろう。「新大阪→福岡間」で11,450円。さすが「金券屋殺し」とうたわれるサービス。安いぜ。ただし、これを買うにはJ−WESTカードかJR東海エクスプレスカードに入会せねばならず、これには年会費が1,000円かかる。腹立つなあ、JRめ。
入会がイヤなら「山陽新幹線2枚切符」。これは
◎大阪市内・神戸市内〜北九州市内・福岡市内で利用できる2枚セットのきっぷです。
◎のぞみ・ひかり・こだまの普通車指定席がご利用できます。
とゆーやつ。期間によって値段は違うが、俺の行く5月末はB期間なので2枚で24,000円。片道12,000円の計算だな。往復で使っても、片道を2人で使ってもOKみたいなので、行きはこれ、帰りは飛行機にするのも手だ。熊本とかから帰るなら、飛行機のが便利だしね。別府だと微妙だなあ。
とりあえず明日旅館に電話入れて、宿とれてから動くとするか。レンタカーもどうするかな。トクー!!あたりで申し込んでおくか。
ANAやJALのプランだと、往復航空券+宿+レンタカー(Sクラス)込みで32,000円ちょっとで取れたハズ。
旅館山河も一人1万代後半はするはずで、レンタカーも2日+乗捨て料金考えると1万4000円くらいは行くだろう。4人で割っても4000円ちょっとか。交通費24,000円+宿1万6,000円(仮)+レンタカー4000円=44,000円か。お得だよなあ。悔しいなあ。
もうちょっとあがいて考えてみるか。ぬお、頑張るぜー!!
泊まろうと思ってた宿黒川温泉の「旅館山河」がセットになったの、ANAかJALの旅行プランにしかなかったんで、それで頼もうと思ってたんだが、1泊3日というセレクトがあかんかったらしい。も一つ泊まりたかった別府の神和苑は、JTB特約の離れのみしか選べないし・・・。レンタカープランとは言え、一人5万越えるのはさすがにつらい。
やっぱりANAの「旅割」抑えとくべきだったなあ・・・。
長期の旅行に行く時はだいたい旅行会社の「出張プラン」を申し込む。これは飛行機またはJRの往復券+ホテル一泊がセットになったプランで、だいたいこれが一番安いのだ。飛行機やJRの往復正規料金と変わらん値段だし、「一泊三日」「行きと帰りで空港を変える」といった変則的な予約もオッケー。レンタカーもオプションで付けられる。ホテルの情報は大事に取ってある日経Trendyの「1万円以下で泊まれるホテル全調査」特集号や、e-Hotelや楽天などの、専門サイトの口コミ掲示板で情報収集。最近ではシティホテルも非常にレベルが高くなってきているので、ちゃんと調べると一都市に一つは泊まってビックリするような高品質のホテルがあるのだ。
交通の便もいいそういったシティホテルに一泊して観光をし、二日目の宿としてちょっといい温泉宿を自分で予約。いいもん食ってゆったりして過ごす、とゆーのが“いつものパターン”なのだが。
今回は佐賀のつれが「ウチ泊まりに来いウチ!」とゆーのでその手は使えない。
んー、どうすっかなー。個人手配にするとやや割高になるんだよな。
交通手段である飛行機とJR。飛行機で一番安くあげるとなれば、先行予約による割引となる。中でもお得なのはANAの「旅割」。これを使うと「伊丹→福岡」なら10,900円で行ける。人気のある時間帯は多少上がるが、それでも12,900円だ。ただし、「28日前までに予約」なのでもう手遅れだ。買おうかと悩んでいたのだが、宿を決めかねているうちに、ついつい買い損ねてしまったのだ。痛恨のミスである。「特割1」だと14,600円。出張プランと変わらんっちゅーねん。JALもほとんど同じ感じ。
次に考えるは新幹線。これはエクスプレスE予約の「エクスプレス早特」が最安値だろう。「新大阪→福岡間」で11,450円。さすが「金券屋殺し」とうたわれるサービス。安いぜ。ただし、これを買うにはJ−WESTカードかJR東海エクスプレスカードに入会せねばならず、これには年会費が1,000円かかる。腹立つなあ、JRめ。
入会がイヤなら「山陽新幹線2枚切符」。これは
◎大阪市内・神戸市内〜北九州市内・福岡市内で利用できる2枚セットのきっぷです。
◎のぞみ・ひかり・こだまの普通車指定席がご利用できます。
とゆーやつ。期間によって値段は違うが、俺の行く5月末はB期間なので2枚で24,000円。片道12,000円の計算だな。往復で使っても、片道を2人で使ってもOKみたいなので、行きはこれ、帰りは飛行機にするのも手だ。熊本とかから帰るなら、飛行機のが便利だしね。別府だと微妙だなあ。
とりあえず明日旅館に電話入れて、宿とれてから動くとするか。レンタカーもどうするかな。トクー!!あたりで申し込んでおくか。
ANAやJALのプランだと、往復航空券+宿+レンタカー(Sクラス)込みで32,000円ちょっとで取れたハズ。
旅館山河も一人1万代後半はするはずで、レンタカーも2日+乗捨て料金考えると1万4000円くらいは行くだろう。4人で割っても4000円ちょっとか。交通費24,000円+宿1万6,000円(仮)+レンタカー4000円=44,000円か。お得だよなあ。悔しいなあ。
もうちょっとあがいて考えてみるか。ぬお、頑張るぜー!!
2007年09月10日
俺メモ。九州旅行宿編
5月末に土日月の2泊3日で決行予定の九州旅行。初日はYahoo!!ドームで野球観戦。佐賀のつれ生臭坊主Sが「泊まりに来い!!」とゆーので一泊目はそこに泊まり、翌日は温泉、と言うことまでは決まっているが、それからさきがサッパリだ。
一番の問題は、どこの温泉に泊まるか。これによってツアーにするか自分手配にするか、交通手段を列車にするか飛行機にするか、全てが変わってくるのだ。
俺は敢然と関係者へ連絡を取った!
『今回の旅の最大の争点なのですが、温泉はどこにしましょう?
地獄巡りに泥湯に砂風呂。バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! “別府”!!
真の湯治を知らしめたい!! ゆったりまったり極楽温泉! 「湯布院」ッ!!
おもてなしの心はこの温泉が完成させた!! 九州温泉界の切り札!! 「黒川」!!
トーナメントは以上3組で争われます。参加者は希望の温泉をお一つお選び下さい。多数決で決めます(笑)』
そして、返事が出揃った!
K先輩『別府に一票〜』
N先輩『友人に黒川がいいって聞いたんで黒川』
M先輩『どこでもいいよ』
決 ま り ま せ ん 。
うがー、この現代っ子どもめが! “多数”がねえじゃねぇか!
しかもこの後K先輩の言った一言が俺を悩ませる。曰く「温泉宿はいいとこきぼん」。
ぬぅ。ぬぅ。も一つぬぅぅ!!! こりゃまた難しい。K先輩の言う「いいとこ」。これはおそらく「“湯・飯・施設・ホスピタリティ”の総合レベルが高い宿」ということなのだと思われる。いわゆる「温泉特集」で出てくるような「名旅館」。
しかし――と俺は思った。これが難しいのだ。今回は生臭坊主Sの寺に泊めてもらうので、一泊分は浮く。その分を回して、ちょっと高級なお宿に止まろうかと俺も思っており、色々調べていた。俺らもいい年。たまにはいいお宿に泊まっても良かんべ、と。
おもむろに、俺は我がデータベース(別名「本タワー」)に手を伸ばした。崩れた。痛い。
もともと「全国名湯の宿100選!!」みたいな本が大好きで、色々買いあさってきた俺である。ちょいとそこらをひっくりかえせば、あっという間に十冊近い本が見つかる。「日本人はガイドブックに頼りすぎ! 自分の足と目で確かめ、見つける喜びが云々」とかほざく旅行ライターやらがいるが知ったこっちゃねえ。年に1〜2回程度しか宿に泊まる旅行が出来ない身としては、ハズレなんざ引くわけにはいかねえのだ。俺はガイドブックをめくった。めくりまくった。ベンベロベン♪ そして、思った。
・・・やっぱこりゃ難しいわ。
九州は温泉の聖地とも言うべき場所である。古来から湯治場として知られ、「いい旅館」は数多かれど、「名旅館」となると湯布院にとどめを刺すだろう。中でも「亀の井別荘」「玉の湯」「山荘無量塔」の「湯布院御三家」は、日本を代表する温泉宿として知られる。・・・3万円台半ば以上と、値段も張るけど。
亀の井別荘 http://www.kamenoi-bessou.jp/
玉の湯 http://www.tamanoyu.co.jp/
山荘無量塔 http://www.sansou-murata.com/
2万円台となると「山荘わらび野」「おやど二本の葦束」あたりが有名か。同じ接客業として世の人が絶賛する「つかず離れずの極上のサービス」とやらを味わってみたいが、でも、今回の参加者で湯布院希望者いやしねえ。
山荘わらび野 http://www.qs-net.com/warabino/
おやど二本の葦束 http://www.2hon-no-ashitaba.co.jp/
一方、昨今の温泉ブームの先駆けであり「行きたい温泉地No.1」の座を今も保持し続ける黒川温泉は、温泉地全体のレベルが高いと聞く。中でも一宿をあげるならやはり「黒川荘」なのだろうか。1万円台半ばから。でも予約取れねえんだろうなあ。「旅館山河」も気になります。あと、「落ち着いた風情の大人の湯治場」なので「大丈夫か!?」とゆー感じがする。落ち着いてないよ俺様! 諸先輩方が落ち着いているかどうかは自己申告にまかせます。
黒川荘 http://www.kurokawaso.com/
旅館山河 http://www.sanga-ryokan.com/index.html
別府では元炭坑王の屋敷を使用し、「日が経つにつれ透明から青、そして乳白色へ色が変わる」という名泉を有する「神和苑」が気になる。ただ、ここも含めどこが宿として「抜群」なのかが分からない。クチコミ漁ってみるか。
神和苑 http://www16.ocn.ne.jp/~kannawae/
だが、別府には他にはない絶対的魅力がある。それが温泉の種類の豊富さだ。別府温泉保養ランドの泥湯に竹瓦温泉の砂湯、そして地獄巡り。湯布院・黒川が「大人の雰囲気」「ゆったり湯治」なのに対し、こっちはおもちゃ箱をひっくり返した的温泉ワンダーランド。種類豊富な温泉を一通り体験するだけで、二日なんてあっという間に過ぎそうだ。ううん、楽しそう。
どれも一長一短。
折衷案というにはいささか突飛だが、あえてそのいずれも選ばないという選択肢もあろう。心中ひそかに暖めていた二宿がある。一つは「地獄温泉 清風荘」。
ここは阿蘇山麓にある名湯で、江戸時代はその効能から細川藩の指定湯治場として藩士しか入湯を許されなかったという由緒正しき温泉なのだ。しかも複数の泉源を持ち、そのいずれもが源泉掛け流し。一泊一万円台半ばとリーズナブルなお値段でありながら、料理は数種の鍋料理、懐石、フランス料理などから選べるという。そのどれもがレベルが高いとかで、よだれじゅるじゅるである。ただ、問題は一つ。宿がちと古いそうで、施設は及第点だとか。そのあたり、K先輩のお眼鏡にかなうには厳しいだろうか?
地獄温泉清風荘 http://jigoku-onsen.co.jp/
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=32%2F51%2F59.083&lon=131%2F2%2F26.17&layer=0&ac=43433&mode=map&sis&sc=9
もう一つは熊本人吉温泉の「清流山水花 あゆの里」である。平成17年にリニューアルしたばかりのやや大箱のリゾートホテルだが、ここのデザインを引き受けたのが、各地でデザイナーズ旅館の設計を担当し、今人気沸騰中の石井建築事務所。その評判たるや推して知るべし。料理の評判はもちろんのこと、それよりなにより気になったのが、地下にあるという焼酎蔵。そこには170種もの焼酎コレクションが並び、バーでは焼酎を使った創作カクテルが供されるという。俺は酒はまったく飲めないが、うちの先輩は飲んべ揃いである。こりゃ非常に魅力的だろう。唯一の欠点は温泉。湯布院、黒川、別府と違い、色んな温泉を湯巡り、と言うわけにはいかない。ただ交通の便の良い場所的に、熊本城などに寄ってからも寄れるだろう、と言うのはメリットか。阿蘇のあの絶景を走れないのが悔しいが。
清流山水花 あゆの里 http://www.ayunosato.jp/
あー、どこにすっかなー。(交通篇に続く)
一番の問題は、どこの温泉に泊まるか。これによってツアーにするか自分手配にするか、交通手段を列車にするか飛行機にするか、全てが変わってくるのだ。
俺は敢然と関係者へ連絡を取った!
『今回の旅の最大の争点なのですが、温泉はどこにしましょう?
地獄巡りに泥湯に砂風呂。バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! “別府”!!
真の湯治を知らしめたい!! ゆったりまったり極楽温泉! 「湯布院」ッ!!
おもてなしの心はこの温泉が完成させた!! 九州温泉界の切り札!! 「黒川」!!
トーナメントは以上3組で争われます。参加者は希望の温泉をお一つお選び下さい。多数決で決めます(笑)』
そして、返事が出揃った!
K先輩『別府に一票〜』
N先輩『友人に黒川がいいって聞いたんで黒川』
M先輩『どこでもいいよ』
決 ま り ま せ ん 。
うがー、この現代っ子どもめが! “多数”がねえじゃねぇか!
しかもこの後K先輩の言った一言が俺を悩ませる。曰く「温泉宿はいいとこきぼん」。
ぬぅ。ぬぅ。も一つぬぅぅ!!! こりゃまた難しい。K先輩の言う「いいとこ」。これはおそらく「“湯・飯・施設・ホスピタリティ”の総合レベルが高い宿」ということなのだと思われる。いわゆる「温泉特集」で出てくるような「名旅館」。
しかし――と俺は思った。これが難しいのだ。今回は生臭坊主Sの寺に泊めてもらうので、一泊分は浮く。その分を回して、ちょっと高級なお宿に止まろうかと俺も思っており、色々調べていた。俺らもいい年。たまにはいいお宿に泊まっても良かんべ、と。
おもむろに、俺は我がデータベース(別名「本タワー」)に手を伸ばした。崩れた。痛い。
もともと「全国名湯の宿100選!!」みたいな本が大好きで、色々買いあさってきた俺である。ちょいとそこらをひっくりかえせば、あっという間に十冊近い本が見つかる。「日本人はガイドブックに頼りすぎ! 自分の足と目で確かめ、見つける喜びが云々」とかほざく旅行ライターやらがいるが知ったこっちゃねえ。年に1〜2回程度しか宿に泊まる旅行が出来ない身としては、ハズレなんざ引くわけにはいかねえのだ。俺はガイドブックをめくった。めくりまくった。ベンベロベン♪ そして、思った。
・・・やっぱこりゃ難しいわ。
九州は温泉の聖地とも言うべき場所である。古来から湯治場として知られ、「いい旅館」は数多かれど、「名旅館」となると湯布院にとどめを刺すだろう。中でも「亀の井別荘」「玉の湯」「山荘無量塔」の「湯布院御三家」は、日本を代表する温泉宿として知られる。・・・3万円台半ば以上と、値段も張るけど。
亀の井別荘 http://www.kamenoi-bessou.jp/
玉の湯 http://www.tamanoyu.co.jp/
山荘無量塔 http://www.sansou-murata.com/
2万円台となると「山荘わらび野」「おやど二本の葦束」あたりが有名か。同じ接客業として世の人が絶賛する「つかず離れずの極上のサービス」とやらを味わってみたいが、でも、今回の参加者で湯布院希望者いやしねえ。
山荘わらび野 http://www.qs-net.com/warabino/
おやど二本の葦束 http://www.2hon-no-ashitaba.co.jp/
一方、昨今の温泉ブームの先駆けであり「行きたい温泉地No.1」の座を今も保持し続ける黒川温泉は、温泉地全体のレベルが高いと聞く。中でも一宿をあげるならやはり「黒川荘」なのだろうか。1万円台半ばから。でも予約取れねえんだろうなあ。「旅館山河」も気になります。あと、「落ち着いた風情の大人の湯治場」なので「大丈夫か!?」とゆー感じがする。落ち着いてないよ俺様! 諸先輩方が落ち着いているかどうかは自己申告にまかせます。
黒川荘 http://www.kurokawaso.com/
旅館山河 http://www.sanga-ryokan.com/index.html
別府では元炭坑王の屋敷を使用し、「日が経つにつれ透明から青、そして乳白色へ色が変わる」という名泉を有する「神和苑」が気になる。ただ、ここも含めどこが宿として「抜群」なのかが分からない。クチコミ漁ってみるか。
神和苑 http://www16.ocn.ne.jp/~kannawae/
だが、別府には他にはない絶対的魅力がある。それが温泉の種類の豊富さだ。別府温泉保養ランドの泥湯に竹瓦温泉の砂湯、そして地獄巡り。湯布院・黒川が「大人の雰囲気」「ゆったり湯治」なのに対し、こっちはおもちゃ箱をひっくり返した的温泉ワンダーランド。種類豊富な温泉を一通り体験するだけで、二日なんてあっという間に過ぎそうだ。ううん、楽しそう。
どれも一長一短。
折衷案というにはいささか突飛だが、あえてそのいずれも選ばないという選択肢もあろう。心中ひそかに暖めていた二宿がある。一つは「地獄温泉 清風荘」。
ここは阿蘇山麓にある名湯で、江戸時代はその効能から細川藩の指定湯治場として藩士しか入湯を許されなかったという由緒正しき温泉なのだ。しかも複数の泉源を持ち、そのいずれもが源泉掛け流し。一泊一万円台半ばとリーズナブルなお値段でありながら、料理は数種の鍋料理、懐石、フランス料理などから選べるという。そのどれもがレベルが高いとかで、よだれじゅるじゅるである。ただ、問題は一つ。宿がちと古いそうで、施設は及第点だとか。そのあたり、K先輩のお眼鏡にかなうには厳しいだろうか?
地獄温泉清風荘 http://jigoku-onsen.co.jp/
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=32%2F51%2F59.083&lon=131%2F2%2F26.17&layer=0&ac=43433&mode=map&sis&sc=9
もう一つは熊本人吉温泉の「清流山水花 あゆの里」である。平成17年にリニューアルしたばかりのやや大箱のリゾートホテルだが、ここのデザインを引き受けたのが、各地でデザイナーズ旅館の設計を担当し、今人気沸騰中の石井建築事務所。その評判たるや推して知るべし。料理の評判はもちろんのこと、それよりなにより気になったのが、地下にあるという焼酎蔵。そこには170種もの焼酎コレクションが並び、バーでは焼酎を使った創作カクテルが供されるという。俺は酒はまったく飲めないが、うちの先輩は飲んべ揃いである。こりゃ非常に魅力的だろう。唯一の欠点は温泉。湯布院、黒川、別府と違い、色んな温泉を湯巡り、と言うわけにはいかない。ただ交通の便の良い場所的に、熊本城などに寄ってからも寄れるだろう、と言うのはメリットか。阿蘇のあの絶景を走れないのが悔しいが。
清流山水花 あゆの里 http://www.ayunosato.jp/
あー、どこにすっかなー。(交通篇に続く)