◆あのSFやファンタジー小説はこんな環境で書かれた…著名作家たちの書斎いろいろ
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おお! マーガレット・ワイスにピアズ・アンソニイいいいいい!!!!
『ドラゴンランス戦記』と『魔法の王国ザンス』は、俺の中で畢生の名作。つか、ザンス、『幽霊の勇士』で止まってたら、20巻も出てるじゃねーか! 11冊も溜まってるのか……。あんなクソ分厚いのが……。orz
マーガレット・ワイス、さすがに雰囲気ある部屋だけど、いまだにここでAD&Dとかプレイしてたりするのかなあ。
あと、ピアズ・アンソニイ、人間嫌いで田舎の一軒家に引きこもってるって聞いてたけど、よく部屋見せてくれたな。最近、人間好きに転向したんだろうか?
最近読んだもの、見たものメモ。
◆竹本泉『よみきりものの… 魂のにぎわい』『日々にパノラマ1巻』
あー! あー!! あー!!!
最近の竹本泉には、本当に中味がないな! 投げっぱなしジャーマン状態というか、起承転まではあるのに、「結」がない。この前初期の短編集を読み返したんだが、話が「きゅっ」と締まってて、本当に面白かった。俺は竹本泉の作品だと「真夏の夜のゆめ」って短編が一番好きなんだが、それ以外でも、少女漫画時代の竹本泉、特に初期のやつは、育ちの良さというか、海外児童小説臭と言うか、何とも言えぬ「品の良さ」と、センス・オブ・ワンダーな物語展開を合わせ持ってて、読んでてワクワクしたもんだ。
だが今のは。
まったく、嘆かわしい。
ラ ブ コ メ が な い な ん て 。
なんかねー! ところどころに超ツボな萌えシチュエーションがあるんですよ! でもラブってくれないんですよ! おのれええええ!!!! 気の強い金髪セーラー服女子高生を餌付けなんて、最高のシチュエーションやないかああああい!
竹本先生が、早くラブコメな展開に返ってきてくれるよう、1日1000時間祈ってます。いあいあ。
●秋田みやび『新米女神の勇者たち 7』
相変わらず面白いんだけど、ここに来てメンバー交代かーい!?
展開的に、最後の戦いん時に、ムーテスが飛空船で駆けつける流れと見た。
●田宮俊作『田宮模型の仕事』
タミヤ模型の社長さんの自伝。こういう、職人の一代記は燃えますなあ。
有名な「米軍ステルス機の模型を、前面だけの写真見て、あとは想像でつくったら完璧すぎて『軍事機密をどっから手に入れた!?』って怒られた」ってエピソードが載ってなかったんだけど、あれは続刊か?
●アニメ刀語第三話
うむ。話がこなれてきた感じで、今までで一番面白かったと思う。ただ、原作読んでない人間には七花の非人間性が気持ち悪いだろうなあ。感情移入もしにくいだろうし。
その非人間的だった七花が人間的になっていく、というのもこの作品の流れの一つなので、仕方ないと思うんだけど。
錆白兵をさんざん煽って、わざわざ原作にない見せ場まで作っているのは、原作通りの仕掛けをしたいからなのかな。
ともかく、信者なので楽しみに見ますが、つくづく『化物語』に比べると萌えポイントが少なく、今の時代、商売にしにくい作品だよね……。とがめと七花の性別が逆なら、ベタに人気が出た気がするんだけど。