この前の東北旅行、旅行記書いてるヒマなさそうなので、「とりあえず行ったとこの感想だけ書いてみよう」特集ー！ ひゅーどんどんぱふー♪
その１。「塩釜水産物仲卸市場」
http://www.nakaoroshi.or.jp/
塩釜水産物仲卸市場！ ここは本格的な市場には珍しく、観光客も受け入れている市場なのだが、ひとつ面白い企画をやってるお店があるのだ。
それは「マイ丼ぶり」！ なんと、場内の「新浜食堂」ってお店で丼ご飯と味噌汁を頼めば、場内で好きな具材を買って載せて食えるとゆー、何とも愉快なシロモノなのである。仙台湾や三陸沖など、水揚げの豊富さで知られる良漁場を近くに控えた塩竈だけあって、マグロ、ウニ、貝など、その具材のバラエティは異常！ 取れたて新鮮で超格安、しかも自分の好きな具材だけをこれでもか！と載せられるわけで、そりゃあ行くでしょ！ やるでしょ！ 食うでしょ！ うひょお、楽しみー！！！！(*≧∇≦)ﾉｼ
営 業 時 間 終 わ っ て ま し た 。
市場の営業時間は３：００～１３：００。日祝日でも６：００～１４：００だそうです。そうだよね！ 市場だもんね！ ちなみに、マイ丼ぶりのベストタイムは７時過ぎ頃。業者さんの買い付けが一段落してお店に余裕ができ、品も新鮮なものが残ってるからだそうな。なるほど。
ああ！ 俺の丼が！ 俺の昼飯が！
終わった！ 世界の終末が来た！
絶望する俺に向かい、Iさんがさらっと言った。
「外に『海鮮丼』って幟の立った店があったぜ？ あそこ行こー」
あ な た が 神 か 。
そんなわけで、Go to Ｏ・ＭＩ・ＳＥ！！
その２。「食事処 伸光」
塩竈市場の真横にあったお店。１４時過ぎてんのに、お客いっぱいだよ！ こいつぁ期待できるとばかりに入ってみると、いかにも町の料理屋さんって感じ。本店が満杯のようだったので、隣の待合室みたいなとこに入ってわくわくしながら座る。さてさてメニューは？
なかおち丼 ８００円
海鮮丼 １，５００円
ウニ丼 １，５００円
うひょー！ どれも旨そう！
隣に開いた穴めがけ、「すいませーん」と声をかけると、あらあらまあまあとおばちゃんがやってきた。
「いつ来てたの！ 気づかなかったわ～」
「はっはっは、こっそり来てました。注文お願いできますか！」
「はい、どうぞ！」
明るく気持ちの良いおかあさんと大将に注文を通し、来たのを見たらびっくりさ！
ヤ ベ え 、 マ ジ た ま ん ね え 。
うめえええええ！！！！！
俺が頼んだのはなんか一番高い２２００円くらいのだったんだが、新鮮さといいボリュームといい、大満足でしたよ！ 皆は一番人気らしい海鮮丼食ってたが、コレも１５種類もの具が載って１，５００円。ねえなー、この値段は。
大将とおかみさんも気持ちいい接客だったし、大満足。「マイ丼ぶり」ができなかったのは惜しかったけど、結果オーライですよ！
で、次に行ったのは！
その３。塩竈神社。
東北鎮護・陸奥国一之宮！ 平安時代初期(８２０)に編纂された『弘仁式』主税帳逸文にすでに表記のあるという古社である。
関係ないけど、この神社のＨＰ、解説とかがいちいち凝ってて面白い。
http://www.shiogamajinja.jp/lineage/index01.shtml
ここの面白い点は、入って真ん中のお宮に、主祭神の鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)がおられないこと。
正面の左右宮には武神である武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神主祭神(ふつぬしのかみ)が祀られ、鹽土老翁神は別宮で祀られているのだ。神社のＨＰには「伊達家の守護神たる鹿島・香取の神を仙台城の方角に向けて建て、大神主たる藩主が城から遙拝出来る様に配し、海上守護の塩土老翁神には海難を背負って頂くよう海に背を向けていると言われております」「別宮の別とはメインに対するサブやセカンドという２番目の意味ではなく、特別(スペシャル)な社と言う意味です」と書いてあるけど本当なんかな？
なんかこー、武士の台頭に従って、割をくった感じがふつふつと。しかし、「若い武神に母屋を譲って、自分は質素な別邸へ引きこもって悠々と暮らすおじいちゃん。でも実は持ってる力はすんげえ」みたいな状況だと思うと、これはこれで超燃える！ とりあえず、お賽銭を弾んでおきました。１２０円。
古くは奥州藤原氏、近世では伊達氏から熱い尊崇を受けた古社だけあって、その霊験はつとに名高い。そんな神社のお守りがこちらです！ はいっ！
お お ざ っ ぱ す ぎ で す 塩 竈 神 社 様 。
「今年もうまくいくお守り」って！？
ここでは名物のお団子を食べました。五色だんごという「づんだ、あんこ、ごま、くるみ、しょうゆ」の５つの餡が楽しめる団子で、大変おいしゅうございました。写真はもちろん、撮りわすれた。さすが俺。
いかん。終わらなかった。その２へ続く！